riaさんの旅行記
テーマ:歴史・文化・芸術
旅行記タイトル:2006夏☆パリの教会
旅行期間:2006/08/10〜2006/08/13

旅行記の内容:作家・佐藤賢一の『カルチェ・ラタン』の世界、『ダヴィンチ・コード』の世界、そして、フランス王家の世界を堪能したくて、パリの教会めぐりをしました。
写真はシテ島のメトロ入り口。
サント・シャペルの目の前です。
写真:作家・佐藤賢一の『カルチェ・ラタン』の世界、『ダヴィンチ・コード』の世界、そして、フランス王家の世界を堪能したくて、パリの教会めぐりをしました。
写真はシテ島のメトロ入り口。
サント・シャペルの目の前です。
まずは、サン・シュルピス教会
教会前の公園は気持ちのよい広場でした。
カフェもあるので、ゆっくりするにはもってこいかな。

残念ながら修復中でした。
それでも、図書館的な機能を備えた教会ということが、正面から分かります。
彫刻で埋め尽くされているわけでもなく、独特ですよね。
なんとなく、トルコのエフェソスの図書館跡を想像しました。

荘厳な雰囲気です。
朝いちで観光しましたが、映画のせいか、観光客が結構来ていました。

「ローズライン」の先にはグノモンがあります。
日時計に影を落とす針という機能があるそうですが、具体的にどうなるのか、いまだによく分かりません。

びっくりしたのが、キリストの聖骸布があったこと!本物はトリノだったと思うので、これはコピーなんでしょうか?

キリストの顔、手足、骨格がよく分かります。
コピーだとしても、まったく不思議な布です。

次は、サン・ジェルマン・デ・プレ教会。
パリ最古のロマネスク鐘楼。
今はそれほど大きくない教会のみですが、かつての中世の時代は大修道院があり、とってもだ変えていたんですよね。

こうした鮮やかな内装と高い天井、金の梁はフランスですね。
イタリアの教会とはちょっと違います。

無骨な太い円柱を見ると、あー中世だ、と感激します。

メロヴィング朝(カロリング朝だっけ?)までさかのぼるという柱がありました。
中東の彫刻がおもしろいです。

シテ島に向かって、サン・セヴラン教会に行きます。
ここも『カルチェ・ラタン』の中世の世界。
教会の周りには小路がめぐっていて、雰囲気あります。
ゴシック期のものでしょうが、ガーゴイルが見事でした。

こじんまりした教会で、私は好きだなぁ。
思いもよらずステンドガラスが美しかったです。

聖女ウルスラの聖遺骨がありました。
びっくり。
パリの教会は聖遺物だらけですね。

現代のステンドガラスと、かつて(中世ぽいです)の壁画。
歴史を感じます。

サン・ジャック通りをはさんで向かいには、サン・ジュリアン・ル・ポーヴル教会があります。
ここの裏の公園から眺めるノートルダム大聖堂は良かったですよ。
(天気は最悪でしたが。
)

ノートルダム大聖堂に入るのに並ぶとは思いませんでした。
とんでもない観光客の人数で、ちょっとがっくり。
やはりみなさんバラ窓がお目当てのようです。
天気が最悪でも、これだけ綺麗なんですものね。

小さなステンドガラスも美しいです。
はしごがシンボルの聖人って誰でしたっけ?

身廊の聖職者席裏側の彫刻も見事です。
最後の晩餐の場面もありました。
偶然にもパイプオルガン演奏が始まり、ラッキー。

大好きなサント・シャペルです。
ボディーチェックで並んで、チケットブースも長蛇の列でした。
でも、ミュージアムパスがあれば、並ばすに入れます。
(気づくのが遅れて失敗しました。
)

1階部分の極彩色の礼拝堂も好きです。
王宮で働く使用人用の礼拝堂なので天井も高くないですが、沢山の柱があるスペースで、いい雰囲気です。

さぁ、2階のステンドガラスの洪水に会いに行きましょう。
ここのバラ窓は、一葉一葉の形が独特で、なんとなく緑色ベースで、他とは違う魅力があります。
この窓の下の壮麗な扉から、王族は祈りに来たんですね。

お天気最悪の日でしたが、これだけの光があふれていました。
観光客いっぱいで若干うるさかったのが残念でしたけど、ステンドガラスを堪能してきました。

内陣部分のステンドガラスは、下から見上げると圧巻です。

床に目を落としても、手抜きはありません。
動物や紋章が鮮やかでした。

セーヌ右岸に渡り、サントゥスタッシュ教会に行きました。
周りのフォーロム・デ・アールの風景ともあっています。

中に入ると、明るい雰囲気でした。
内装はルネサンス様式だそうです。
ちょうど夕方のミサの時間で、パイプオルガンの素敵な音色を聞くことができました。
ここのオルガンは屈指の名器だそうです。

17世紀のステンドガラスも見事でした。

信仰が生きています。

位置関係が逆になってしまいましたが、左岸のパンテオン裏、サンエチエンヌ・デュ・モン教会。
この教会正面の姿は、他の教会とはかなり違って、おもしろいですね。
鐘楼の下には時計もあります。

内部は豪華でした。
白亜の殿堂という感じですかね。

パリの守護聖女ジュヌヴィエーヴ(5世紀)の墓があり、多くの人がお参りしていました。
パリを堪能できたお礼にと、私もキャンドルを奉納してきました。

やってきました!パリ郊外のサン・ドニ教会!
フランス王家の墓所として中世の時代から栄えた教会です。
地下鉄13号線で一本なので行きやすいです。
ちょうど日曜日だったので、広場では市が開かれていました。
この辺りはイスラム圏の人が多いようで、パリ中心部とは違う雰囲気でした。

自分の頭を持っているのが聖ドニです。
3世紀半ばにモンマルトルで殉教し、ここまで歩いたというから根性のある人です。

内部のステンドガラスも見事です。

が、やはりここはお墓を見学しないことには話しになりません。
こんな風に、生前の姿を施した墓石が並んでいます。

クローヴィス(左)と次王のチルデベルト(右)
本当に1代目からのお墓があるなんてびっくりです。
地下から掘り起こしたようで、真偽の程はいろいろあるのでしょうが、ここに「ある」というのがすごい。

ヘンリ二世(左)とカトリーヌ・ド・メディチス(右)この2人には、もうひとつ豪華なお墓がありました。

床だって手を抜いていません。
12星座の模様が美しかったです。

ルイ16世とマリー・アントワネット
心なしかマリー・アントワネットが屈んでいるのが意味深だなぁと思いました。

メインのお墓は地下にあります。
ブルボン王家の墓で、ルイ16世とマリー・アントワネットの墓は真ん中に並んでいます。

2人の息子のルイシャルル王子の心臓
2000年にDNA鑑定で本物とされ、2004年に埋葬されたそうです。
フランス王家といえども(だからなのか)歴史に翻弄された悲劇の子ですね。
サン・ドニを見学するとフランスの歴史が早送りされていくようです。
さて、このサン・ドニを大発展させた修道院長シュジェールの遺物に会いに、ルーブルに行きましょう。

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